日本人でも飲みやすいウォッカの飲み方は水割り、レモン系カクテル!
ウォッカの有名な銘柄にはスミノフ、アブソリュート、ウィルキンソン、スカイウォッカ、ズブロッカなどがあります。
これらウォッカの原料は大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど。蒸留後に白樺の炭で濾過されているためとてもクリアな味わいとなります。
飲みやすいと言われても、アルコール度数は40度前後、最も高いものでは96度にもなります。
ウォッカの度数は?アルコール度数が高いウォッカランキング!でもご紹介していますが、驚くほど度数が高いウォッカも存在するのです。
ちなみに本場ロシアではウォッカをそのままストレートで流しこむのが主流です
ストレートで飲めるお酒の強い方は、ノドを焼くアルコールの濃さ、余韻、素材の風味を楽しむことが出来てヤミツキになるかもしれません。
しかし、日本人は約半数がお酒に弱いと言われていて、そういう方にとってストレートはキツイ飲み方です。
ここではお酒に弱い人でもウォッカを楽しめる飲み方を紹介したいと思います。
まずは水割り
ウォッカをそのままの味を楽しみたい場合は、水割りで飲むといいでしょう。
実は水割りは外国ではあまり主流じゃない飲み方ですが、日本では広く浸透している飲み方です。(外国の方はソーダ、ジュースで割ってカクテルにします)
しかし水割りは奥が深く、ウイスキーでも水を少しずつ入れることで香りを広げる飲み方もあります。
ウォッカやウイスキーのような蒸留酒には、水を適量注いだ方が風味が増す場合が多いのです。
実際にプロの中にはそうやって利き酒をする人もいて、お酒が弱い方がウォッカを楽しむには水割りは良い飲み方といえます。
水なら量を調節すれば自分好みの度数にできますし、ウォッカそのものの味を壊しません。
ちなみにトゥワイスアップ、つまり水:ウォッカが1:1の飲み方が一番香りを感じることが出来るといわれています。
ウォッカは柑橘系と相性が良いため、ここにレモンやライムを絞ってもOKです。
甘さが欲しいならカクテル
またウォッカはクセが少なくクリアな味なので、カクテルにして飲むのも王道です。
ウォッカが世界中で飲まれるようになったのは、クリアでドライな味がカクテルで使いやすいからとも言われています。
カクテルならレシピ次第でドライ系からスイーツ系まで自分好みの味にすることができます。
特にプロの作るカクテルは一種の芸術品で、味だけではなく見た目にも楽しませてくれるのでバーに行ったら試してみてください。
カクテルだと有名所はモスコミュール、ソルティドッグ、スクリュードライバー、ブラッディメアリーあたりでしょう。
スクリュードライバーなんかはウォッカをオレンジジュースで割るだけで家でも簡単に作れる上、アルコールを感じさせにくいので女性でもクイクイ飲めてしまいます。その飲みやすさからレディーキラーカクテルとも呼ばれています・・・。
またウォッカは柑橘系と相性が良いので、トニックウォーターで割って、ウォッカ・トニックにするのも美味しい。
もう少しさっぱり飲みたい場合は、炭酸とライムジュースを入れて「ウォッカリッキー」に
甘みが欲しければウォッカをジンジャーエールで割ってライムを絞れば「モスコミュール」、レモンを絞れば「ウォッカバック」
グレープフルーツで割って、スノースタイルに塩をまぶせば「ソルティドッグ」になります。
カクテルをみるだけで、これでもかっていうくらいウォッカは柑橘系と相性が良いのが分かりますね。
ちなみにスパイシーなカクテルが飲みたければトマトジュースで割ってブラッディメアリーにして、タバスコや胡椒でパンチを効かせてもいいでしょう。
ハマグリの出汁が効いたトマトジュース「クラマト」で割れば、大人っぽい「ブラッディ・シーザー」も出来ちゃいます。
お酒が強い方ならストレート・ロックも
もちろん日本人でもお酒が強い方はストレート、ロックで試してみてください。
ウォッカそのもののドライな味、アルコールの甘み、香りを楽しむことができるでしょう。
一気に流し込めば、本場ロシアの雰囲気を味わいこともできますよ。
ドライな味が苦手なら、フルーツや香草で香り付けされたフレーバードウォッカを飲むのもおすすめです。
ストレートなら冷凍庫で冷やしてトロトロにしたものを、柑橘系と粗塩で飲むのも豪快です。
ロックにするなら相性の良いライムなどの柑橘フルーツをすこし絞るとさっぱりといただけます。