ウォッカのおいしい飲み方知りたい人必見!おすすめの割り方はこれ!
ウォッカと聞くと、冬国の強い酒と言うイメージがありますよね。
実際にウォッカの本場ロシアでは、ストレートでグラスに注ぎ、「乾杯!」と豪快に一気に飲み、喉が火傷するような感覚をその場にいる全員で味わうのがしきたりになっています。
しかもこの一気飲みを何度も繰り返します。
しかし、お酒に強くない人が無理にこの本場ロシアの飲み方を真似する必要はありません。
実際にロシアのことわざに「若い内にウォッカで肝臓を痛めつけ、年老いてから肝臓に痛めつけられる」というのがあるくらいですから、お酒に弱い人が真似をしたら大変なことになってしまいます。
そもそも、ウォッカが世界中で愛されるようになったのは、カクテルに使われるようになってからです。
大麦、ライ麦、トウモロコシなどを蒸留し、白樺で濾過したドライな味わいは、どんなカクテルにも合うんですね。
なのでお酒に弱い人はカクテルでウォッカを楽しむのがいいでしょう。
厳密に言えば酒好きの私が選ぶ、おすすめのウォッカランキングベスト5!でも紹介したようにウォッカにも個性があるので、ウォッカの銘柄でおすすめの飲み方は変わってきますが、一般的にカクテルでもストレートでも楽しめるのがウォッカです。
ただ「強いのが好き」、「甘いのが好き」など人によって好みがあるので、ウォッカの美味しい飲み方も人によって違ってきます。
ここでは、「お酒が強い人」「弱い人」「甘いのが好きな人」「ドライなのが好きな人」と4つのカテゴリーに分けて簡単にできるおすすめの「おいしい飲み方」をご紹介します。
お酒に強くて、ドライなのが好きな人
お酒に強くて、ドライなのが好きな人におすすめな飲み方が、
ストレートもしくはロックです。
ショットグラスで一気に飲めば本場ロシアのバーの雰囲気が楽しめますし、ロックグラスに氷を浮かべてチビチビと飲めばゆっくりと表情を変えていくウォッカが楽しめます。
どちらもウォッカそのものの味を感じることができますね。
一味追加したいなら、レモンやライムを絞るのもおすすめです。
また、ドライベルモットを適量入れてウォッカ・マティーニで飲むのも旨いです。
ちなみに本場での飲み方はまずウォッカを冷凍庫に入れて凍らせます。そして良く冷やしたショットグラスに注ぎます。
ウォッカは凍らずにトロみが出ますので、レモンやライムの薄切り荒塩とともに一気に口にウォッカで流し込みます。ワイルドですw
ウォッカの度数は?アルコール度数が高いウォッカランキング!で紹介したような破壊力のあるウォッカをそのまま一気にいくのも楽しい飲み方です。
お酒に強くて、甘いのが好きな人
お酒は好きだけど、甘いのが好きならカクテルの
ゴッドマザー、ブラックルシアンがおすすめ。
ゴッドマザーは、ウォッカにアマレットを適量入れればOK。
アマレットは杏仁(アンズの核のお酒)で出来たお酒で、酒屋ならどこでも売ってます。
杏仁豆腐が好きな人は絶対ハマる味と香りです。
ブラックルシアンは、ウォッカにコーヒーリキュールを適量入れればOK。
コーヒーの香りと濃厚な甘さが楽しめます。
コーヒーリキュールで有名なのが「カルーア」ですね。
牛乳で割れば「カルーア・ミルク」になるあれです。
どちらのレシピも簡単で、しかも「酒×酒」なので、アルコール度数が30%のパンチ力があります。
お酒に弱くて、ドライなのが好きな人
お酒に弱いけど、ドライにウォッカを飲みたい人には
水割り、ウォッカリッキー、モスコミュール、ブラッディメアリーがおすすめ。
水割りはウォッカそのままの味が楽しめます。
冷蔵庫で冷やしたウォッカに、氷と水を入れて飲むといいでしょう。
水の量は好みですが、水とウォッカを1対1にすると、一番お酒の香りと味が分かる「トゥワイスアップ」という飲み方になります。
ウォッカリッキーは、ウォッカに適量のソーダ、ライムを絞ればOK。
炭酸のさわやかさと、ライムの香りが、乾いた喉を一瞬で潤します。
モスコミュールは、ウォッカにジンジャーエールですが正しくは「ジンジャービアー」で割る飲み方です。
ジンジャービアーが手に入りにくいならジンジャーエールでOKですが、コンビニで売ってるカナダドライ・ジンジャーエールと使うと、かなり甘くなってしまいます。
ドライなのが好きならウィルキンソンなどの「ドライジンジャーエール」で作りましょう。
ピリッとスパイシーな味が嬉しくなると思います。
ここにライムを絞ればモスコミュール、レモンを絞るとウォッカバックというカクテルになります。
ブラッディメアリーは、ウォッカを適量のトマトジュースで割ります。
フレッシュな味なので、罪悪感なく美味しく健康的に飲めますし、タバスコや黒コショウやウスターソースでアレンジしてもスープ感が出て美味しいです。
お酒に弱くて、甘いのが好きな人
お酒が弱くて、甘い飲み方がいいなら
ウォッカアップル、スクリュードライバー、ウォッカトニック、ソルティドッグがおすすめです。
ウォッカアップルは、名前の通りウォッカをリンゴジュースで割ります。
自分好みの量で割ってOKですし、リンゴのまろやかな甘みとウォッカは抜群の相性です。
スクリュードライバーは、オレンジジュースで好みの量割れば完成。
スッキリとジュースのように飲めるので、アルコールの匂いが駄目な人でもクイクイ飲めます。
あまりの飲みやすさから「レディキラーカクテル」なんて呼ばれていますので、飲みすぎに注意です。
ウォッカトニックはジントニックのウォッカ版です。
グラスに絞ったライム、氷を入れ、ウォッカを注ぎ、トニックウォーターをゆっくり注ぎできあがりです。
有名なソルティドッグはウォッカをグレープフルーツジュースで割って、グラスのフチに塩をまぶします。(塩が面倒なら無しでも「ブルドッグ」というカクテルになります)
さいごに
よくお酒はそのままの味を楽しむのが通なんていいますが、日本人と西洋人とではアルコールへの耐性が異なります。
実際、ALDH(アルデヒド脱水素酵素)の活性度は遺伝で決まっており、日本人の45%はお酒に弱く、黒人と白人はお酒に弱い人は0%です。(参考URL:キリン公式サイト)
自分に合った飲み方とスタイルで楽しむ。
それが、あなたの「ウォッカの美味しい飲み方」です。
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短時間で熟成が出来るマイ樽ボトルです。
通常エイジングには数年~数十年かけますが、酒が樽に触れる面積が広いので数時間~24時間で熟成できます。
ウォッカを樽熟成させたものは少ないですが、「チェイスウォッカアードベックカスク」などがそうです。
チェイス ウォッカ アードベッグ・カスクの詳細はこちら
自宅でオリジナル・ヴィンテージウォッカを作るのも楽しいですよ。
凍らせて薄まらない氷として使えます。
ウォッカは冷凍庫でトロトロにするのもいいですが、この氷をたっぷり入れて冷やして飲むのも旨い。
薄まらないウォッカ・ロック、もしくは冷やしたままだけど薄まらないカクテルを楽しみたいときに重宝します。
千原ジュニアさんもおすすめしてるのが、ステンレスタンブラー。
最後まで冷えたまま飲めますし、氷もなかなか溶けなくなる優れ物です。
冷やしたウォッカトニック、モスコミュールを一気飲みしたくなります。