氷山と呼ばれるカクテル、ウォッカアイスバーグ
エクスワイア誌の「有名人の作ったカクテル」というコーナーで、ナンシー・バーグというアメリカの女性ライターが発表したことで広まったカクテルの「ウォッカアイスバーグ」。
アイスバーグとは氷山のことを意味しており、分類としてはスクリュードライバーなどと同様ロングカクテルに分類されます。
作り方は、氷を入れた少し小さめのオールドファッションドグラス(容量は180ml程)にウォッカを注ぎ入れ、そこにアブサン(薬草系リキュールの一種)を振り入れてステアするのが基本ですが、アブサンの代わりに、ペルノやパスティス等のリキュール類を代替することが一般的になっています。
要因は、アブサンに含まれるニガヨモギが健康を害するという理由で、製造禁止になったことがあったので、ニガヨモギを含まない薬草系のリキュールが代替品として使用されるようになったという経緯がある為です。
ウォッカはあらかじめ冷やしておくと、さらに美味しくなります。
ウォッカと薬草系リキュールのカクテルということもあり、シャープで爽やかな飲み心地が特徴で、男性に人気が高いカクテルです。
カクテル言葉は「ただ貴方を信じて」。渋いです。