青い湖を意味するウォッカカクテル「ブルーラグーン」の魅力

バーの創始者で知られる、アメリカのハリーマッケルホルンの息子である、ハリーズ・ニューヨークバーのアンディマッケルホルンが創作したカクテル「ブルーラグーン」。
ハリーズバーは1931年イタリアのヴェネツィアに本店を開業して以来、文豪ヘミングウェイや、俳優オーソン・ウェルズ、更にはエリザベス女王までもが訪れた事もある、世界の著名人に愛されたバーです。「ブルーラグーン」だけでなく、「ベリーニ」というカクテルもハリーズバーで生まれました。
ブルーという名前のとおり、鮮やかな青色のカクテルで、湖や湾を表すラグーンと併せて青い湖という意味を持ちます。
見た目が涼しげで、味もレモン風味が効いていて、夏向けのカクテルになっています。

 

自分で作るのは大変なので、ウォッカのおいしい飲み方知りたい人必見!おすすめの割り方はこれ!では紹介していませんが、オーセンティックなバーに行ったら是非試してみていただきたい、美しいカクテルです。

 

作り方の1つは、ウォッカを30ml、ブルーキュラソーを20ml、レモンジュース20mlをシェイクして、氷の入ったフルート型、若しくはソーサー型のシャンパングラスに注ぎ入れ、オレンジ、レモン、チェリー等を飾りつけ完成です。
もう1つは、同じくウォッカを30ml、ブルーキュラソーを20ml、レモンジュース20mlをシェイクして、タンブラーに注ぎ入れ、氷とソーダを入れて、最後にオレンジ、レモン、チェリー等を飾りつけ完成です。

 

レモンの酸味が特徴ですが、酸味を強く感じるようなら、レモン果汁とミネラルウォーターで、レモンジュースより柔らかいブルーラグーンを作ることができるので試してみましょう。
一口飲むとまずは爽やかなレモンの味がして、その後ブルーキュラソーの甘みとウォッカのパンチを感じる厚みのある味わい。
ちなみにブルーラグーンのカクテル言葉は「誠実な愛」。ロマンチックなのは見た目だけじゃありません。
ブルーラグーンのアレンジ
ブルーラグーンソーダ
30ml. ブルーキュラソー
15ml.  レモンジュース
適量 ソーダ
レモンスライス

 

クラッシュアイスにブルーキュラソー、そしてレモンジュースを注ぎ、ソーダで満たして完成です。
ロックで作っても良いですが、クラッシュアイスの方が美味しいです。

 

 

ブルー・ラグーンヨーグルト

飲むヨーグルト 適量
ウォッカ15ml
ブルーキュラソー10ml
レモンジュース10ml
シェーカーにヨーグルト以外の材料と氷を入れてシェイクします。
グラスに飲むヨーグルトを100mlほど注ぎ、シェイクした材料をゆっくりと注いで完成です。
ヨーグルトは比重が重いため、ゆっくりとブルーキュラソーを注げば二層に分かれてキレイなビジュアルになります。

 

ブルーキュラソーを使ったカクテル

ブルーキュラソーを使った、他のカクテルもご紹介します。

ブルーコラーダ

マリブ (ココナッツリキュール) 45ml
牛乳 45ml
パイナップルジュース 45ml
ザ・ブルー(ブルーキュラソー) 10ml
材料をすべてシェークし、クラッシュド・アイスを詰めた大型グラスに注ぎ、パイナップルとレッド・チェリーを飾り、ストローを添えて完成です。
カリブ海生まれのカクテル「ピニャコラーダ」のアレンジです。
甘酸っぱく、トロピカルなビジュアルで夏に飲みたくなります。

 

チャイナブルー

ライチ・リキュール 30 ml
グレープフルーツジュース 45 ml
トニック・ウォーター 適量
ブルー・キュラソー 1 tsp
氷を入れたグラスにライチ・リキュールとグレープフルーツジュースを注ぎ、トニックウォーターで満たしてステアし、最後にブルー・キュラソーを沈めて完成です。

 

ライチとグレープフルーツがフルーティで、ブルーキュラソーの色が美しいカクテルです。
ライチといえば中国、そしてカクテルの色合いが陶磁器に似ていることから、「チャイナ」の名前がついたと言われています。