高度数!紅茶味のウォッカカクテル「ロングアイランドアイスティー」

アメリカのニューヨーク州ロングアイランドで1980年代初めに生まれたカクテル「ロングアイランドアイスティー」。
紅茶を使っているようなネーミングですが、実は紅茶を一切使わず、アイスティーの味と色を出したカクテルとして有名です。
ロングアイランドのオーク・ビーチ・インでバーテンダーをしていたロバートバッツが考案したという説と、テネシー州にある同じロングアイランドという街から名付けられたという説があります。

 

作り方は、ウォッカ、ラム、テキーラ、ドライジンを各15ml、グランマルニエと粉砂糖を2tsp、レモンジュース30mlをコリンズグラスに注ぎ入れ、コーラでグラスを満たしステアし、レモンスライスを飾り付けて完成です。
グランマルニエがなければホワイトキュラソーで代用してもOK。
コーラ意外の素材をシェークしてよく混ぜ合わせてからコーラを入れてステアして作ると、素材がよく溶けてコーラの炭酸も逃げず、より美味しくなります。
紅茶の味に近づけるには微妙な調整が必要になりますが、テキーラの様なクセの強い材料は省いたり、コーラの量が多いと紅茶の味から遠ざかるので注意したりすることが大事になります。

 

材料を見ても分かるとおり、ウォッカのアルコール度数をダイレクトに感じることができる、カクテルです。
出来上がるロングアイランドアイスティーは、アイスティーの味がしてても、アルコール度数25度以上になるので、飲み過ぎに注意しましょう。
その飲みやすさからレディキラーカクテルの異名をもっています。