ロシアが発祥の有名なお酒といえばウォッカですね。ウォッカは小麦、ライ麦、とうもろこし、ジャガイモを原料に作ったお酒を、白樺の炭で濾過して作られる蒸留酒です。ジン、テキーラ、ラムと同様4大スピリッツの一つに数えられます。そんなウォッカの有名な銘柄と特徴について紹介していきます。ストリチナヤウォッカが生まれたロシアの代表的な銘柄がストリチナヤです。ストリチナヤはロシア語で首都のと言う意味で、その名の通...
ウォッカの人気の銘柄は?記事一覧
ウォッカの代表的な銘柄の1つとして有名かつ歴史の長いアブソルートウォッカ。19世紀末のスウェーデンで、アブソルート社の社長であるラルス・オルソン・スミスが、ウォッカの純度を高める当時の新技術「連続式蒸留」を導入し、スウェーデンのウォッカ業界に革命をもたらし、スミスは後に「ウォッカ王」と呼ばれるようになります。その後、改良を繰り返し洗練されていったウォッカは、1979年にアブソルートウォッカとして、...
ロシア語で「首都の」という形容詞の意味を持つストリチナヤ(スタリーチナヤ)は、その名のとおりロシアのモスクワで生まれたウォッカで、ロシアを代表するウォッカとして世界中に広まったウォッカです。実際に飲んだ感想はこちら:ストリチナヤのウォッカを飲んでみたおすすめの飲み方と割り方は?ウォッカの本場と言われるロシアで生まれ育ち、洗練されていったストリチナヤは、厳選された良質の穀物を原料とし、ロシアの天然水...
ポーランド随一と言われるスピリッツメーカーのポルモス・ビャウィストク社が製造しているズブロッカ。「ビアウォヴィエジャの森」というポーランドの世界遺産で自生し、ヨーロッパバイソンが好んで食べる「バイソングラス」が原料になっています。ポーランドでウォッカが普及し始めた14世紀頃には、「焼けるように熱いお酒」という意味の「ゴジャウカ」と呼ばれ、水やリンゴ等の果汁で薄めて飲まれていました。まだ蒸留技術が発...
アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで1992年に設立された「スカイスピリッツLLC」で製造されている「スカイウォッカ」。アメリカ西海岸のカリフォルニアの青空をイメージしたコバルトブルーのオシャレな瓶が印象的なパッケージです。スカイスピリッツの製造方法は、原料のアメリカングレーンを100%使用し、温度の調節をしながら、4回の蒸留と3回のろ過で、純度の高いクリアな味わいが特徴になっています。カ...
ズブロッカと同じくポーランドのウォッカで、蒸留を70回以上繰り返すことで世界最高のアルコール度数を誇るスピリタスウォッカ。そのアルコール度数は95度から96度と極めて高く、北欧では販売禁止になっている州は少なくないそうです。スピリタスはアルコール度数世界最高の酒として知られています。ちなみに過去にはエストニア産のジャガイモを原材料とするアルコール度数98%の蒸留酒がありましたが、現在は製造されてい...
世界で最も売れているウォッカの銘柄と言えば「スミノフウォッカ」。1818年のロシアで、ピエール・スミノフによって創業された蒸留所で生まれました。ピエール・スミノフは、当時、一級酒造家として知られており、ピエールの作ったウォッカやリキュール等は、ロシアの一般家庭はもちろんのこと、ロシア皇帝や近隣諸国の国王にも愛されるまでになり、ついには世界一の大富豪になりました。実際に飲んでみたときの感想:スミノフ...
スミノフに次いで世界で第2位の売り上げを誇り、ポーランド産ウォッカNo1と言われるビボロワ社が製造する「ビボロワ」。1823年に誕生したビボロワは、これまでに数々のスピリッツコンペティションで受賞するほど世界中で人気があります。主原料は厳選されたライ麦(ダンゴウスキーゴールド種を100%使用)で、それを数回蒸留し、水は蒸留所内の地下100mから採取された極めてピュアな地下水を使用し、上質なウォッカ...
ロシアのフレーバードウォッカである「リモンナヤ」は、ロシア語でレモンウォッカという意味で、その名の通りレモンフレーバーのウォッカです。鮮やかなレモン色と、そのレモンの爽やかな風味が楽しめるフレーバードウォッカの一種です。アルコール度数は40度と標準のウォッカと同じですが、レモン風味と程よい甘味、見た目が鮮やかなレモン色をしていることもあり、人気の高いフレーバードウォッカです。ウォッカの原料は?材料...
ウォッカの原料は?材料と種類によって味に違いはあるのか徹底解説!でもご紹介したとおり、ウォッカの中にも面白い味のものがたくさんあります。外せないのが、ロシア語で古い(Old)を意味するスタラーヤが商品名の語源になっているフレーバードウォッカの「スタルカ」。旧ソ連時代から販売されていたスタルカですが、ソ連がロシアに変わった1900年代後半から日本での販売はありませんでした。しかし、2009年から復刻...
ウォッカの原料は?でもご紹介したとおり、ウォッカは使う素材によって様々な表情を見せてくれますが、中でも面白いウォッカをご紹介します。17世紀にウクライナ地方で誕生した、唐辛子のフレーバードウォッカである「ペルツォフカ」。その後はロシア全体に広がっていきましたが、1931年から2本の赤唐辛子がシンボルマークとして使われるようになり、国家公団のサユーズプロドインポルトのブランドとして定着して、現在に至...